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2015. 6.16

2015年第2回日本人会大会の戦評をアップしました(シニア)

朝から雷警報のため、大会開催も難しい状況でしたが、2時間遅れでなんとか開催されることになりました。

 

第1試合は、小雨が降るコンディション。

対戦相手はイッチーズ。先のFP大会では大差で敗れた相手です。

初回イッチーズの攻撃。

雨でボールも濡れて、ピッチャーには過酷な条件です。

先発ピッチャーゆうは、いきなり先頭打者にフォアボールを与えてしまいます。

続くバッターは大きなセンターフライ。ここは、センターさゆきが危なげなくアウトにしました。その後、ぬかるむグランドのコンディションもあり、ヒットとエラーがらみで4点を奪われてしまいます。FP大会の悪夢が一瞬よみがえります。

その裏のGTの攻撃。

イッチーズのピッチャーも濡れたボールに苦しみます。先頭さちえ、2番さゆきが連続フォアボール。かなね三振のあと、4番あかりもフォアボールで満塁のチャンス。

ゆうがピッチャーゴロとなりますが、バックホームのボールが取れず、1点を返します。

続くゆうともフォアボールを選び押し出しで2点目。ここでイッチーズは早々とピッチャー交代。その後、助っ人けんとが押し出しフォアボールで3点を奪い、この回終了。

3-4と追い上げます。

2回表は、ゆうが立ち直り、2三振とショートゴロで3者凡退に抑え勢いにのります。

その裏のGTの攻撃。エラーとフォアボールで満塁とした後、ゆう、しゅんたが連続押し出しフォアボールで2点を奪って逆転したところで時間切れ試合終了。

5-4で今期初勝利を収めました。

前回FP大会の後、早いカウントでは好きな球に絞ってうち、2ストライクからは際どい球も振る、というようにカウントとボールの見極めを練習しました。

この試合は、相手がフォアボールで自滅した形ではありましたが、この球の見極めの練習の成果で勝ちとった勝利だと思います。

 

第2試合はドラゴンファイターズ戦。前回FP大会準優勝のチームです。

またもや、ジャンケンで負けて後攻となります。1回表DFの攻撃は、二つのエラーがありましたが、2三振とセンターフライで0点。その裏GTの攻撃も0点で抑えられましたが、続く2回表もゆうの好投が光り、2三振を奪い0点で抑え、流れを持ってきます。

2回裏、ゆう, しゅんたが連続フォアボールでランナー1,2塁とします。ここで助っ人あるくがうまくバットに当て、ピッチャー前の内野安打で満塁となります。打順が1番に返り、バッターさちえ。サードゴロの間に二人が生還し2-0とリードを奪います。

これで時間切れなら勝利となるところでしたが、わずかに残り時間あり、3回に突入。

3回の表のDFの攻撃は1番からの好打順。先頭打者がサードに大きなフライを打ち上げます。サードゆうとがこのフライを難なくキャッチして1アウト。ここ一か月でサードゆうとは急激に成長しました。気合も十分。しかし、この後、内野ゴロエラーが2つ、レフト前ヒットなどで3点を奪われて2-3と逆転されてしまいました。やはり、エラーが絡むと一気に流れを相手にやってしまいます。

その裏、逆転を期待しましたが、結局抑え込まれ0点となり、2-3で試合終了。

敗れはしましたが、前回準優勝チーム相手に緊迫したいい試合をしました。ちょっとのエラーが致命的になることを思い知らされた試合でした。

 

予選リーグ2試合を終えて、1勝1敗、予選Aリーグ2位となり、決勝トーナメント進出が決まりました。FP大会での惨敗から2週間、子供たちはそれぞれ課題意識を持って練習してきました。今大会、初戦から声もよく出せて、チームが一体となって戦っている様子がありました。このまま更に上を、と思いながら、準決勝に臨みました。

 

準決勝の相手は、Bリーグ1位の強豪WSR。

WSRの打線は勢いがありました。初回、ピッチャーゆうの球を見事に打ち返されました。エラーもありましたが、4本は外野にヒットを飛ばされ、結局3アウトとれずに7点でチェンジとなりました。

1回裏GTの攻撃。先頭さちえはWSR先発ピッチャーの球を真っ芯でとらえ、強烈な打球。しかし、残念ながらショートの正面でアウト。いい当たりだったので惜しかった。

3番かなねも会心の一打。この打球はセンター左まで飛び、クリーンヒット。GTの打線もWSRに負けていません。しかし、この後の打者が凡退し、0点でチェンジ。

2回表のWSRの攻撃。

先頭打者が内野安打で出塁し、またもピンチ。しかし、この回のGTの守備は違っていました。野手がみんな集中していました。さちえがショートゴロ二つをうまくアウトにし、ピッチャーゆうもフライを取って、0点で抑えます。

2回裏、WSRは初回のGTの好打撃を見てか、温存していたエースピッチャーに交代します。残念ながら、下位打線のバッターを打ち取られ点を取れずにチェンジ。

3回表もWSRの打線は好調で、1点を奪われ、なおも1アウト2,3塁のピンチ。2番打者の打球は大きくレフトに飛びました。レフトはこの回から代わった助っ人あらた。ここでヒットになると2点は取られる大事なプレーでしたが、これをみごとにキャッチ。頼れる助っ人です。2アウトの後3番打者にも大きな飛球を打たれますが、これもセンターさゆきがキャッチして3アウトチェンジ。ここで試合終了。残念ながら0-8で敗退しました。

初回に7点を取られましたが、その後は強豪WSRと互角に戦いました。もっと練習していつかリベンジします。

 

大会結果は、3位で銅メダルを獲得。前回ファーストピッチ大会の結果は惨敗で、シニアのレベルの高さを思い知らされました。FP大会の試合後、選手全員に反省を聞き、それを克服すべく、たった2週間ですが、課題に集中して練習してきました。

今大会では、みんな声も出てきましたし、全員が一致団結して応援もしていました。

助っ人のけんと、あるく、あらた、ゆうやもみんな活躍しました。プレーだけでなく、ベンチでも大きな声で応援し、チームを盛り上げてくれました。

その成果での3位です。みんな本当によくがんばりました。素晴らしいと思います。

他チームの監督さんからも、いいチームになりましたね、と声をかけていただきました(前回がひどすぎた?)。

今大会でようやく、このチーム初勝利を収めました。とはいえ、まだ1勝です。

試合を冷静に振り返ってみると、まだまだ反省すべき点はたくさんあります。

ですが、子どもたちにとっては、やはりメダルをもらえたことがうれしかったと思います。

この喜びを励みに、ソフトボールを楽しんで、さらに強いチームをめざして欲しいと思います。

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